さいきんのこと
ここ半年、いやもういつからかなあ、
ずっとなんの目的もなく、大きな楽しみもなく、悲しみもなく、人生の生き甲斐もなく、達成したいなにががあるわけでもなく、夢や希望があるわけでもなく、守りたいものもなく、自分に自信があるわけでもなく生きてきた気がする
それにすら気づいていなかった気がする
今までも、これからも、ただただ同じような毎日を繰り返すだけなんだと思う
さいきんは、すこし落ち込むことが多かった
コンビニで買ったご飯があんまり美味しくなかったみたいなしょうもないことから、結構重大なことまで、自分の失敗が重なってた
いろいろ気持ちが溜まってしまって、泣きじゃくって電話しているわたしに、両親は「とりあえず、一旦帰っておいで、」と言った
(ぜったい怒られるんだ、22歳にもなって、こんな人間で、親に怒られるんだ、わたしが悪いんだ、なにも変わらない、)泣きながらいろんなことを考えた
3年ぶりかなあ、実家に帰ると両親は温かいお風呂を用意してくれていた
お風呂から出ると今度は温かい手料理が用意されていた
ご飯を食べ終わると用意された布団で寝た
実家に住んでいた頃と何も変わらない生活
飼っている犬は可愛かったし、子供部屋はそのままだった
1週間の間、至れり尽くせり状態
過去の話から将来についての話、たくさんした
けれど両親は「あなたは自由に生きていいんだよ、なんにでもなれるんだから」と言うだけだった
1週間の間、「食べたい」と言ったものを次の日に買ってきて食べて、「これが欲しい」と言うと喜んでいた
思えば、自分で言うのもなんだけど、あまり我儘を言ってこない幼少期だった
父親は厳格で気に入らないことがあると叩いてくる人だった、その父親は帰ると「好きにしなよ、帰る場所はあるんだからさあ」と言った
母親が「おとうさんはね、思ったよりあなたのことが大好きなのよ」と言った、
近所に住んでいる赤ちゃんだった子は中学生になっていたし、野菜を届けてくれるおじいちゃんはヨボヨボになっていた(笑)
みんな変わっていく
変わっていく中で変わらないものもある
変わらないのは、変えたいのがいつだって後悔を感じ続けている過去の思い出
ここまでも何を言っているかがわからないけれど、とにかく
もっと自分を信じてもいいのかも、ということ
帰ってくる場所、わたしを信じてくれている人、それを裏切らないように、生きていくしかない
過去は変えられないし、未来を変える力もない
それならまずは信じてくれている人を裏切りたくないと思っている自分を信じたい
そしてこれからどうなっているかわからないけれど、時が経ってわかることがたくさんあるはず
時が経たないとわからないことがあるはず
それが良いものだといいな
実家に帰って《おとな》として両親と話をしたからと言って、なんでもなかったけど、「光の中には影は存在しているし、いいときもあるなら悪い時もあるよね、じゃあこれくらいでいいかあ、!くらいでのんびり生きていけたらいいよね、」と思うことができた
東京に出てきて4年、いろんなことを焦りすぎていたかもしれないな、
なに言ってるかわからないね、ちょっと眠たい中書いているからわからないよ、
両親とお酒が飲めたのちょっとうれしかったな
また明日から生きていくよ
これ聴きながら書いた、救われるね